こんにちは。インド在住のMANOです。
今日は前のブログで書いてたことをもう一度シェアしたいなと思って、こちらに書きます。
インドに来て1年8ヶ月がたちました。この記事は来て2ヶ月目で書いたものです。当時、Facebookにシェアして反響と共感の多かったこの記事。
改めて感じることも多かったので、少し追記して書きました。
- 嫉妬という感情について
- 嫉妬をする原因と心の動き
- 嫉妬は自分への過大評価から生まれる
- 嫉妬の感情を受け入れること
- 人は変化し続ける人に嫉妬する
- 嫉妬は人を認める感情でもある
- 編集後記〜大いに嫉妬し、嫉妬される人生にしよう〜
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「嫉妬」という感情について
あえて書くこともなかったけど、最近自分の中にある感情の中で一番消化しにくい感情が
”嫉妬”
”嫉妬” って一般的には男女間で使うことが多く よくない感情 のイメージがありますよね?
そして、思い浮かべるのが男女間で感じる感情と思いがちですが、
同性に対しての ”妬み” ”やっかみ” も同じ嫉妬ですよね。
なんでこんなこと書こうかって思ったかっていうと。
私、 ”嫉妬心” めちゃくちゃ強いです。
よく、人に ”嫉妬” します。
たまにこれ言うと「意外!!!」って言われるんだけど、いや、めちゃくちゃします。
誰に嫉妬する?
私は、もう信じられないくらいたくさん人に嫉妬してます。
友達、家族
仕事で関わる人
男にも女にも
後輩にも先輩にも
むしろ尊敬している人にだってします。
可愛い人
美人な人
結婚している人
オシャレな人
腹筋割れてる人
みんなに優しくできる人
人の話をちゃんと聞ける人
好きなことやり続けている人
そもそも、お金持ちの人
更には
結婚した同世代の芸能人
自分の好きなアーティストテレビ番組で横に座っている某アイドルにさえ
身近で小さいことで言えば、
LCCの飛行機なのに通路側の席に当たってる人
UBERでいいドライバーに当たる確率が高い人
釣り銭ないとか言ってボッタクリに合わない人
・・・書ききれんわ!!!!!
どんだけやねんて思うでしょ笑
でもそれが私。まーのです。
嫉妬という感情の種類
英語で ”嫉妬” って表現は2つあります。
すごく自然に ”わー羨ましい” の表現が
I’m jealous.
ちょっと妬みっぽいのが
I envy you.
私の場合はほとんどがいわゆる前者 ”I’m jealous.”
要はただただ ”羨ましい” 感情なんですよ。
こんなに人のこと羨ましく思うのって異常なのかなって思うくらいです。
逆に恋人関連のことで嫉妬することのほうが少ないくらい・・・
いや、違うな。。。
するとわかっているからこその対処を最初からとっていると言ったほうがいい。
→これ説明すると話がそれるので、これはまた今度。
嫉妬をする原因と心の動き
私は ”嫉妬” する度にすごくしんどくなっていました。
なんか窮屈な気持ちというか、こんな気持ちなったらいけないのに!っていう押し殺さなきゃいけない感情みたいなの。
”人のこと羨ましがる” って
”人と自分を比べて評価してる” ことですよね?
これをスピの人とかに話すと
・自分を認めれてないから
・自分を愛せていないから
要するに 自己愛が足らん!!
これよく言われたわけです。
でも今回考えてて思ったこと。
それが本当に ”嫉妬心” とつながる??
毎回、嫉妬する度に感じる違和感と、良くない感情をもっているような罪悪感に苛まれる。
けど、ほんとにこれは悪い感情なのか?
自分も嫉妬されることがあると気づく
実は、私自身も嫉妬されてることが多い(らしい)。
初めはなぜかわからなかった。
それに気づかされた時は
え!!!??
私に嫉妬してる人????
私がこんなに人に嫉妬しているのに????
私の何に嫉妬するの??
羨ましい??何が?
いやいやいやーーーー
まあまあ大変な人生よ?
って本気で思ったよね(笑)
だから受け入れるまでに時間がかかりました。
でもね、なんだろ、
嫉妬されてるって人を介して知らされた時に、否定しながらも何かちょっと嬉しい気持ちが湧いたの。
心の動きの分析
”嫉妬” という心の動きはだいたいこんな感じだと思ってます。
①羨ましく思う
↓
②あーなんでまた嫉妬してるんだろ。
自分と比べちゃダメだー
↓
③いや、私よりがんばっているから羨ましい!
そう思われるところにいて当たり前だよね!
↓
④私が思っているより努力してる人なんだよ!
私と比べるなんて、向こう様に失礼だわ!
↓
⑤でもなんで私はこうなんだろう・・・
結果、自己否定で終わる。
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嫉妬は自分への過大評価から生まれる
嫉妬してしまう対策として挙げられるのが
・自己否定をやめなさい
・自己認識(過小評価)をやめなさい
・人と比べる必要はない。自分自身を愛しなさい。
これです!違和感!!!!
これってさ、自分自身の過小評価ではなくて過大評価からもこの感情は生まれるんじゃない??
「なんであの人ばっかり・・・(私だってがんばってるのに!)」
誰かと自分を比べて、自分より下に評価してるはずだった人がそれ以上の評価をもらうことに納得がいかないわけです。
これ、自分自身への過大評価が嫉妬を生んでいるのかもしれない。
嫉妬は別に悪くない
過大評価だと気づいた時、笑いすら出て来たよね。
私、ちょー自己中じゃん!
自分のこと大好きじゃん!
ある意味、認めてるじゃん!
努力してるって思ってるじゃん!
過小評価や自己否定が強いから嫉妬する
→ そうじゃなくなると嫉妬しない
ってほんとに思ってました。
でも、自分を認めていても嫉妬心が生まれるってことは
嫉妬は悪いものではない?
嫉妬して当たり前??
え??
あれ??
じゃあ無理になくす必要がないのか?
そうです。悪い感情じゃないんです。
嫉妬の感情を受け入れること
もはや、そもそもこの感情に執着することに意味がない。
嫉妬してる自分を受け入れる。
人は他者と比べるから、自分の位置を確認して、目指すところを明確にできる。
悔しい!って思うから顔晴ろうとするエネルギーが出る。
比べたっていい
嫉妬したっていい
それを受け入れた上で、努力し続ければいい。
という結論に至りました。
受け入れる時に確認すべきこと
一つ大切なことは、自分の ”嫉妬心” に気づいた時に否定はしなくていい。
けれど、受け入れる時に必ず確認をしないといけない。
どの ”嫉妬” の感情なのか
どの ”位置” の感情なのか
自己観察と理解する努力。これは怠ってはいけない。
自分の目指すべき場所の確認になるから
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人は変化し続ける人に嫉妬する
こんなに嫉妬のこと書いてるけど、嫉妬心が表に出ない人って私の周りにもたくさんいるわけです。
実際に嫉妬しているのかどうかなんて、その人じゃないからわかんない。
でも、本当に何も感じない人は現状で満足している人なのかもしれない。
私は大好きな人にも嫉妬する。
変化し続けている人に嫉妬する。
変化している人は努力している人。
努力のきっかけは人それぞれ。
そのうちの一つが
”嫉妬心”
であれば、嫉妬心が出た瞬間、自分は変化しようとしているんだと認めればいい。悔しいなら行動するよね。
だから、私は自分が嫉妬されていると気づかされた時になんとなく嬉しかったんだなって。
あ、伝わってるんだな。顔晴って生きてることが。って思ったから嬉しかったんだと思う。
嫉妬は人を認める感情でもある
嫉妬されるって素晴らしい評価じゃないの!!!!
てことは世の中から嫉妬の感情なくなったら困る!!
なんて単純なんだ。
この結論に至ってから嫉妬する自分を許せるようになった。
時には素直に羨ましい!!!!って言えるようになった
私はそもそも貪欲です。
欲張りです。
マザーテレサにはなれません。
そんな弱い自分と向き合って、心や感情を管理(コントロール)できるようになればいいんです。
“弱いからこそ見える世界がある”
ボクは自分が弱いことを知っている。
弱くなかったら、もっといい加減に生きてただろう
自分と向き合うことが闘いなんだ
by GACKT
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編集後記
これは2017年10月、インドに移住して2ヶ月目に感じたこと。
英語がわからん、新しいこと覚えらない、順応できない自分にイライラしていました。
新しい環境だから仕方ないって思いながら、今までやってきたことが無意味に思えて、壁にぶち当たりました。
そんな時、SNSで流れてくる友達や仲間の素敵な投稿や嬉しい報告にも素直に受け入れられず、コメントもいいねもできない。
どんどん心が荒んでいく。
そんな時、ハッとした深夜2時(笑)
はよ寝ろや!って思いながら、当初、寝れない日もよくあったので、考えだすと止まらない。
なんだこの感情??
ん?嫉妬してるんや!!!!
悶々としながら、自分の感情に丁寧に一つずつ向き合った結果
「気づき」→「解消」できた。
これぞ心を自己管理(コントロール)するってことなのかもね。
自己観察、心バージョンのお話でした。
さあ
大いに嫉妬して
大いに変化し続けようっ!!
そして、たくさんの人に嫉妬される人生にしてやろう!!!!
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