こんにちはインド在住のMANOです。
アーユルヴェーダ的な性質で体質のチェックをして、3つの性質について書いてきました。読んだ方から多くあった質問をこちらでシェアしてお答えしますね。
Q.一番多いのはヴァータだけど、どれも当てはまります。ヴァータ体質ですか?
A.これらは、体質をどれか1つに分けるものではなく、“どの性質が強いか” を暫定的に測るものです。なので、全ての性質をみなさん持っていて当たり前です。逆に3つのうち1つでも欠けると体の機能がちゃんと機能しなくなるので、
傾向の把握であり、対策のためにあなた自身を知る「材料」として知っておくのにわかりやすいのがアーユルヴェーダの体質診断です。
- 3つの性質のおさらい
- バランスを整えるために一番必要なこと
- 物事の結果には必ず原因がある
- 女性の自己観察 基本6か条
- 男性の自己観察 基本6か条
- まとめ
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3つの性質のおさらい
肉体の原動力、脳と神経機能を刺激
消化機能、新陳代謝、細胞の働き
肉体構造、つなぎ、潤滑油
体質別の特徴は自分の身体的な特徴はもちろん、どのバランスを崩しやすいか、外部からの影響を受けやすいかを知るヒントとなります。
3つの性質の割合は一人一人ちがっていて、
+ 生活習慣
+ 趣味趣向
+ 育ってきた環境
これらが掛け合わされて現在の体質が形成されているわけです。
《まだ自分がどの性質が強いかわからない方は先にこちらの記事を読んでくださいね。》
▶️アーユルヴェーダ体質診断〜あなたは何タイプ?
さて今日は自分を知ろう!第一段!
自身を観察するための習慣を書いていこうと思います。今日のは正直アーユルヴェーダ理論よりもっと前の基本のキの話です。
身体のバランスを整えるために一番必要なこと
何をする上でもまず最初にすべきことが「自分の現状を知ること」です。
それは「変化に敏感になること」です。変化を知ることは前の自分がどんな状態だったかを知らないとわからないですよね?
3つのドーシャのうちどれが今、優勢か??なんてことも分かるようになってきますよ。
自分を知ることはまず客観的に観察すること
自分を知ると言うと、つい瞑想とか内観とかイメージしてしまうと思います。もちろんそれも大事なことですが、外と内のバランスが大事です。
まず、先に毎日の自分の肌、体調、カラダを客観的に観察するクセをつけることが必要です。
ドーシャの体質診断をすることも1つの方法ですが、もっと簡単にできることを見落としがちです。
病院でも診察前に聞かれること
観察すると言ってもよくわからないという方もいるので、例えを出しましょう。
お腹が痛くて病院に行ったとしましょう。問診票でもドクターの前でも症状の確認をされますよね。
“どのような症状?”
“いつから?”
“どこの部分が痛い?”
女性の場合、まず聞かれるのが「妊娠の可能性」そして、次に生理中かどうか、子宮系の病気(筋腫など)があるかどうか。内科なのか婦人科なのかでまず診る先生も検査方法も違います。
内科であれば、食あたりなのか、便秘なのか、盲腸なのか、救急の場合はもちろんすぐ検査・手術となることもありますが、ほとんどの場合はカウンセリングで様々なことを聞かれますよね。
身体の情報って自分しか知らないことの方が圧倒的に多すぎて、説明できるようにしておかないといけないのです。
情報から原因が特定される
その説明を受けて、専門知識のあるお医者さんが診察して、判断し、薬などの処方がされます。
やっていることは、
情報の整理 → 原因の特定 → 処方
だから自分の情報の整理をしっかりしておけば原因の特定もしてもらいやすいですよね。
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結果にはすべて原因がある
病気や痛みに限らず、今起こってる結果には全て原因があります。
太っている、痩せている、肌のシミ、シワ、便秘、イライラ、全てです。
自分だけのせいじゃないかもしれない。外から、中から、あるいは自分が気づかない刺激によるものであっても、今見えている「結果」に「原因」がないものは世の中存在しないのです。
だから原因となりそうなものを普段から知っておくこと。それが自分観察です。
外側と内側をバランスよく観察
自分観察は大きく分けて2つ必要です。外側(肉体・体質)と内側(精神性・心)です。
最初にも書きましたが、精神性に偏りすぎず、肉体の観察もバランスよくするのが好ましいです。
いっぺんにはなかなかできないので、まずは外側の観察から!
女性の身体の自己観察 6か条
まず絶対知っておきたいこと6つをお伝えします。今日から是非チェックしてみてくださいね。
さて、今の時点でどれだけできてるかな??
1.生理周期を把握する
・生理日をカレンダーかアプリで管理
(開始日と終了日両方を記録)
・PMS・排卵日もわかる人は記録
・体調悪い日を記録
・毎日基礎体温を測る
(生理不順の人や妊活している人は必ず)
やっぱりルナルナが一番使いやすい。
2. 毎日の排便を把握する
あんまりしてない人多いけども!流す前に必ずチェック!!!!
・便秘気味?下痢気味?
・状態のチェック(柔らかいか硬いか)
・色のチェック
・頻度(1日1回?2日に1回?)
3. 自分にあった睡眠時間を知る
どれだけ寝た時が調子がいいのかを知るために毎日今日は何時間寝たかを把握しておくことも大切です。
生理周期、時期によってもかなり差があるので、それも合わせて知ることが大事ですね。
4. よく食べているものを把握する
コーヒー、チョコ、パン、パスタ、ごはんなど1週間のうち5回以上口にしているものはよく食べているものと思っていいです。
実は気づいていないアレルギーによるものが不調の原因になっている可能性もあるので、結構大事です。
また、野菜と肉をどれくらいの頻度でどのくらい食べているか、お酒を飲む人は改めて、頻度と量、限界の量を把握しておくことが大切です。
5. 自分の裸を鏡で見る
“The body is meant to be seen, not all covered up.”
カラダは隠すためじゃなく、見られるためにあるのよ。
by マリリンモンロー
全身鏡で毎日裸の自分を見る。誰に言う必要もないけどね、自分でちゃんと見とかなきゃダメよ。裸を見せる人がいてもいなくても、自分で見とくことが大切です。お腹出てきたらハッとなるし、バスト垂れてきてもぎゃーって最短で対策できる!
下着選びも大事だし、定期的に体のサイズを測っておくことも大事です!
6. 毎日体重計に乗る
乗らない!って人けっこういるけど、
「太ったーーーー!痩せたーーー!」
じゃないですよ!変化を見てね。
昨日食べ過ぎたから体重増えたのか、今日食べ過ぎたから?生理前でむくんでるのか?
いつの生活習慣が今、出ているのかを把握するために必要なのです。しかも体重変化と体型に時差があるのも気づくと思います。←これ分かるとダイエット続きやすい!
毎日朝晩が好ましいですが、最低でも週1回は乗るようにしましょう。
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男性の身体の自己観察 6か条
女性のためのブログと言いつつ、男性の方も読んでくださっているので、こちらも!
男性の場合は自分の不調や変化に気付きにくい方が多いです。無理できちゃうから、体調崩しただけじゃあまり気にしない。病気になって初めて気づいたり。だからこそ日々の観察は男性も大事!
男性は女性に比べると胃腸が弱く、便通がよすぎる人が多いです。また、生理がないので、ホルモンに左右されず、体質的な変化を観察しやすさもあります。
ただ、最近は男性の更年期もあるので、しっかり観察しておきましょう!
1. 毎日の排便を把握する・・・消化力を知る
・状態のチェック
・柔らかいか硬いか
・しっかり消化されているか(食べたものがそのまま出ていないか)
・色のチェック
・頻度(1日1回?2回?)
2. よく口にするものを把握する・・・趣向性を知る
・コーヒー、タバコは1日何回?
・パン、パスタ、米、揚げ物、魚、肉など1週間のうち5回以上口にしているものは何か?
・お酒を飲む人は量と頻度、次の日に残る時の量をしっかり把握しておくことが大切です。
だいたい食べ過ぎ、飲みすぎ、過労からの膵炎・・・よくありますからね。
3.運動量の把握・・・運動あるのみ!
男性の悩みの代表的なもの肥満・腰痛・肩こりの原因はほぼ運動不足・筋力低下から引き起こるものです。
女性と違い元々脂肪より筋肉の方が多いことから年々の体型変化はほぼ運動量に比例します。
まずは簡単に始めれることから!万歩計かな?!
iPhoneでも歩数などが出ますし、1日の運動量はチェックすべし。今はスマートウォッチを始め、活動量計(ウェアラブルデバイス)が充実しているのでお好みの方法で運動量管理しましょう。
GARMIN(ガーミン) ランニング 歩数計 リストバンド型 活動量計 vivofit2 【日本版正規品】 140745
4. 睡眠時間の把握
忙しいと飲み会が続いたり、いつ帰っていつ寝たか、何時間寝たかを把握できません。睡眠時間や睡眠の質は体調・生活の質に直結します。これもスマートフォンのアプリをはじめ、管理できる方法がいろいろあるのでうまく日常に取り入れると良いですね。
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5. 毎日体重計に乗る・・・体重変化に敏感に
体重計持っていない方はジムとかで測るなど、毎日が無理でも最低週1回は乗るようにしましょう。
食べているのに急に体重が減ってきたり、それに気づいて病気発見!っていうこともよくあります。体重は一番わかりやすいバロメーターになります。
6. 自分の裸を鏡で見る・・・体型チェック
これは女子だけと思いきや!男女共通です!
男性こそ体型の変化はしっかり目の当たりにすべきです。
もちろん全身鏡で見てくださいね。
姿勢が悪く、筋力が低下すると下腹がでてきます。お腹にキュッと力を入れたら凹むのか?凹まないのか、でただのデブか、体幹筋力低下かわかりますし、対策もしやすいです。(最初に食べるのやめるか筋トレかw)
また、姿勢が悪いと若々しくは見えません。横から見た時の背筋の伸び方、スーツを着た時の立ち姿は毎日欠かさずチェックしましょう。
まとめ
さていかがでしたでしょうか?全部できてた方はいたかしら?
ちなみに、私は大学1年の時に副鼻腔炎(鼻づまり)がすごくて、ずっと風邪だと思って風邪薬を飲み続けていたけど、耳鼻科に行ったら、花粉症だったっていうことがありました。
ほぼ同じ症状だったけど違いは、目の痒さとのどの痒みが伴っていたってこと。気づいて耳鼻科に行ってよかったなーと思いました。思いがけない発見があったりするので、一度自分観察してみてくださいね。
今度は心の観察、精神性のことについてはまた書こうと思います。ではまた〜〜
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