こんにちはインド在住のMANOです。
先日、インド初出店!!あのフランスの老舗パン屋のPAUL ポールが!ニューデリーに!オープンしたということで、早速行ってみました。(オープンは2019年1月末)
意外にも日本人の方でもポールって??という方が何名かいらしたので、ちょっとまとめてみました。店舗情報だけ知りたい方は一番下までスクロールしてください!
- PAUL(ポール)とは
- PAULの歴史と日本の店舗
- インドにできたPAULに行ってみた
- インド1号店の店舗情報 〜メニュー・価格・所在地〜
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フランスの老舗ベーカリーPAUL(ポール)とは
PAULは、1889年フランス北部創業のプーランジェリー/ベーカリーです。
5世代に亘り昔ながらの製法にこだわるファミリーカンパニー
PAULの歴史
1889年にフランス北部、リール市(ベルギーと国境を接する都市)で創業したブーランジェリー「PAUL(ポール)」
1972年に薪オーブンを導入した厨房、パンの製造風景を外に見えるように改装しました。これは伝統的なパン工程を間近に見られるのは画期的かつ当時では斬新なアイディアだったそうです。
海外出店1号店はバルセロナ、オープンから2年後にカフェ・レストラン機能を併設。
PAULの特徴
2代目のフランシスがPAULのブランド活性のために行ったのがこの2つ。ブランドイメージはしっかり固定したように思います。
1. 店舗の正面を黒くすること
2. 供給が安定している冬小麦を使った高級アルチザン・ブレッドの開発
PAUL 創業者のパンへの情熱、こだわりと品質
我々の使命は、伝統的な製法を使って毎日焼立てのパンを提供することです。小麦粉、酵母、水、少しの海塩と沢山の忍耐、そして、サヴォアフェール(経験と独創性)が我々の本質で、ずっと変わりありません。
我々は妥協しません。原材料の品質と提供する商品の新鮮さについては、自信をもってお約束します。お客様に喜んで頂くことを最大の目的として、伝統を守りながらパンを焼き、丁寧に陳列しています。
[ 公式webサイトから抜粋 https://www.paul.fr/en/ ]
インドでもこのこだわりが実現されているのであれば!すごいことです!
PAULは日本で22店舗
意外とインドにいらっしゃる方でポールを知らない方がいらっしゃったので、こちらも参考に。日本には1991年に1号店がオープンしています。しかも東京でなく名古屋松坂屋。
その後、2001年フランス小麦の輸入解禁をうけて、フランスのブーランシェリーとして本格始動。現在は日本国内は22店舗。大手メーカーのパスコベーカリーズが運営しています。
【MANO的補足】
大阪は現在はデパ地下のみです。大阪本町にあった路面店は2016年11月に閉店。
関西の方はPAULのカフェ・レストランの雰囲気を味わうなら京都三条店へGO!!
日本でも有名なのはハード系のパンとクロワッサン
PAULではハード系のパンが有名です。フランスではバゲットが食卓に欠かせません。こだわりの塩加減などを掲げているほどの定番商品です。
クロワッサンは数年前にテレビでフランス人が選ぶ日本で買えるクロワッサンBEST2に選ばれていました。
インド初出店のPAUL ポールについて
PAULに実際に行ってみた
TwitterやInstagramでフォロワーさんが行っており、早く早く!!と思いながらもオープンして1ヶ月以上経ってから初めて足を踏み入れました。
アンビエンスモールの入り口、外からも見える場所に1つ、モール内に入ってもパン屋&イートインスペースがありました。どちらも店舗は広く、メニューも多いです。※インドオリジナルメニューもあり。
今回注文したのは
フレンチオニオンスープ(250ルピー)
ストロベリーミルフィーユ(225ルピー)
さて、フレンチオニオンスープはいわゆるオニオングラタンスープですが、ハードパンをくり抜かれた中に入れられてオーダー後すぐに出てきました。
肝心の味はめっちゃ美味しい!!ミルフィーユも甘すぎず、しつこすぎず、普通に美味しかったです!とはいえ1人1個は多いのでシェアで十分なボリューム。
定番商品のクロワッサンも注文ましたが「Sorry, this is not available…」
店内に2時間いましたが焼くこともなく、インドあるある・・・
いやいや、看板商品なのに?!っとツッコミを入れてしまいました(笑)なのでうっすら覚えているパリや他の国のポールの味と味比べをするならクロワッサンかなと思ってましたが、叶わずでした。
他にもいくつか食べましたが、平均的にインドと思えないクオリティと美味しさでした。パスタを食べた知り合いも「インドっぽくないパスタだった」という感想を残していたので期待できそうです。
インドでも創業者のこだわりは生きている?
パンについては実際のところ、諸外国と同じように一部のパンの小麦粉を契約栽培農家から取り寄せていうるのか、現地と同じ設備で製造されているのか、冷凍空輸しているのか、など何をどこまで実現できているかは不明です・
メニューは基本ノンベジ向け
メニューのベジ/ノンベジの分かりにくく、基本はノンベジの人向けかなという印象でした。パンにも卵が入っている?!ベジタリアンのインド人と行く時、手土産でもって行く時は注意しましょう!
インド豆知識
インドはほぼベジタリアンで肉、魚、卵を食べない人が多いです。卵を食べていいベジとピュアベジという卵も食べないベジタリアンがいます。そのためレストランのメニューには必ずそれがわかるようにマークが記載されています。ドーナツやパン、マヨネーズもも卵を使わずに作られているものがほとんどです。
最後にメニューと店舗情報載せておきます。
食べれていないメニューばかりなので、またレポート&情報更新できればと思ってます!そして2号店もできるのか?今後も期待ですね!
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PAUL インド 店舗情報 メニューと価格
メニュー・・・カフェというよりレストラン
パン・・・バケット、デニッシュ、サンドイッチ
デザート・・・ケーキ、クレープ、エクレア、マカロン、アイス、サンデー
その他・・・サラダ、キッシュ、ピザ、パスタ、肉、魚
※キッズメニューあり
飲み物・・・コーヒー、紅茶、モクテル、スムージー
※アルコール提供なし 2019年3月21日現在アルコール提供開始されたそうです!
食事の価格帯・・・高すぎず安すぎずのいい感じ
サラダ・・・350~595ルピー
キッシュ、スープ・・・200~300ルピー
メイン(チキン、ポーク、シーフード)・・・435~2100ルピー ※一番高いのはポークリブ
パスタ、リゾット・・・425~575ルピー ※エビなどトッピングオプションあり
サンドウィッチ・・・295~575ルピー
デザート・・・150~325ルピー
キッズメニュー・・・(5種) 295ルピー
パン・・・ハード系以外で10種類くらいありました
クロワッサン S: 50ルピー L:125ルピー
パンオショコラ S: 60ルピー L: 150ルピー
ブリオッシュ 95ルピー
アップルパイ 200ルピー
オリーブパン 40ルピー
飲み物・・・アルコール以外あります
アメリカーノ 165ルピー
エスプレッソ S: 155ルピー D:170ルピー
カフェラテ 180ルピー
カプチーノ 180ルピー
紅茶各種 165ルピー ※もちろんチャイもあり
ホットチョコ 200ルピー
スムージー 225ルピー〜
ZOMATOのサイトに詳しいメニュー載ってます
詳しいメニュー・価格を知りたい人はこちらから↓
https://www.zomato.com/ncr/paul-dlf-phase-3-gurgaon
所在地:アンビエンスモールの1階
[カーテン閉まってて雰囲気ゼロですが・・・]
北インドのグルガオンとデリーの境目にあるアンビエンスモールのグランドフロアなので、モールに着いたらすぐに分かります。
住 所:G-1 , Ground Floor ,Ambience Mall, Sector 24, Gurugram, Haryana 122022
営業時間:8:00am~12:00am
●Uberで行く方はAmbience Mallで検索したら出てきます。
●デリー国際空港からも近いのでインド到着後のお茶にもオススメ!
●PAULの公式ウェブサイトは2017年から更新されておらず、インドはまだ掲載されておりません。情報はZOMATOか直接行くしかなさそうです。
公式webサイト(英語) https://www.paul.fr/en/
公式webサイト(日本) https://www.pasconet.co.jp/paul